9月30日(水)、気仙沼市・大谷里海(まち)づくり検討委員会の事務局・三浦さんのもとを訪問させていただきました。地域状況、団体の活動内容や本助成の状況等について伺いました。
同団体は気仙沼市大谷地区の若手有志が地域の各種団体から委員を集め、平成26年9月に設立しました。既存の自治会連合会との連携の下、大谷海岸周辺のまちづくりに関する具体案の作成・提案のほか、地域づくりの勉強会や地域のお祭りへの協力・砂の造形大会などのイベントを実施しています。
大谷海岸は東日本大震災の地盤沈下で砂浜が減少。防潮堤の建設により海岸の再生とにぎわいを取り戻せるか心配する声が上がっています。8月31日団体では大谷地区振興会連絡協議会とともに、国道とその背後をかさあげし防潮堤を兼ねる「兼用堤」建設を求める要望書を気仙沼市長に提出しました。
今回の助成を活用し、団体ではホームページ・広報誌を作成中。地域内外に向けて定期的な情報発信ができる体制を整備しているところです。(「伝えたい」)。同団体では他に「学びたい」事業としてまちづくりの知識を学ぶ視察研修を10月中に計画しています。
(宮野)