みやぎ連携復興センターインターンの江刺です。
9月3日(水)の14:00~16:00にロマン海遊21 二階会議室で行われた石巻協働事業研修会に参加してきました。
石巻協働事業研修会は、行政とNPO、市民団体のお互いの強みを活かした協働のネットワークづくりを目的としています。
全8回のスケジュールで組まれている研修会で、
今回は7回目の行政などを交えた「協働事業 公開提案会」でした。
協働事業公開提案会は、団体毎7分間の企画内容のプレゼンテーションを行い、
5分間会場からの意見をもらうといったものでした。
提案事業の内容として、女性支援、高校生や若者離れ、学習支援・居場所支援、若者就労支援、
介護保険法など福祉系、介護・リハビリ、移動支援などがありました。
特定非営利活動法人Switch(ユースサポートカレッジ石巻NOTE”)さんとTEDICさんは2団体で協働提案を行います。
提案事業は、生活困窮者自立支援法を活用し、協働しながら地域ぐるみで
生活困窮者を支え、未来の担い手を育成していくということです。
協働して事業を行うことにより、1つの団体だけではできなかった活動を行うことができ、
また新しい課題を見つけ、それに向かって新たな活動を行っていけると思いました。
特定非営利活動法人 移動支援 Reraさんからは、移動困難者に対する移送サービスについての提案がありました。
災害直後は送迎の利用目的がバラバラだったが、
現在では利用目的の9割が通院ニーズに変わってきたそうです。
被災地沿岸地域での移動支援はもちろんのこと、石巻以外でも復興公営住宅などで移動支援をしていくことが
高齢者の方の閉じこもり予防にもなり、コミュニティの一環にもなってくると感じました。
行政やNPO、市民が同じ場で石巻市内で各団体が行っている活動を聞き、協働していくことにより、
よりよい石巻の復興、まちづくりの活動を行っていけると思いました。
●提案事業発表をした団体(7団体)
1)特定非営利活動法人石巻復興支援ネットワーク
2)かぎかっこ PROJECT
3)特定非営利活動法人Switch(ユースサポートカレッジ石巻NOTE″)
4)TEDIC
5)NPO法人まちの寄り合い所・うめばたけ
6)一般社団法人りぷらす
7)特定非営利活動法人 移動支援 Rera
●来賓
福祉総務課/地域包括ケア推進室/保護課/介護保険課
教育委員会学校教育課/地域共同課/健康推進課/健康推進課
石巻市議会議員議長議員/石巻NPOセンター/日本財団