【活動報告】第21回 若林区 復興の輪ミーティングに参加してきました。

みやぎ連携復興センターインターンの江刺です。

8月29日(金)の13:30~16:30に若林区中央市民センター別館2階 第3会議室で行われた
第21回若林区 復興の輪ミーティングに参加してきました。

若林区 復興の輪ミーティングは、若林区内で活動している団体同士が、
互いの活動を知り合い、必要なところに必要な支援をするための情報交換するための場です。

平成26年6月26日(木)~6月28日(土)に行われた神戸視察研修の報告があり、
その後グループに分かれ報告を踏まえて復興公営住宅、仮設住宅でどのような取り組みができるか、
アイディアを出し合いました。
最終的に各グループで話し合った結果を全体で共有しました。

神戸視察研修の主な目的は、復興公営住宅、仮設住宅に住んでいる方への支援と、
被災された方たちの健康面や心のケアについて神戸の事例を学ぶというものです。

災害復興住宅に対するNPOの活動では、交流、つながりを作ることを目的として、
住宅当選者の日帰りバスツアー(復興住宅見学後、温泉で食事)を行ったというお話をお聞きしました。
他にも復興住宅団地の周辺マップを作成するなどの活動を行ってきたそうです。
このような活動を行うことにより少しでも復興住宅に入居してくる方たちの不安を取り除けるのではないかと感じました。
 

 グループに分かれての話し合いでは、主に高齢者の引きこもり問題や、地域でどのようにして
見守り活動をしていけばいいのかを話し合いました。
今年の春から復興公営住宅への入居がはじまり、復興公営住宅にも仮設住宅と同様に集会所が設けられています。
しかし現状は自治会の運営が開始されていないため集会場が利用されていません。
まずは人が集まれる場を作るため自治会の運営を開始することが大切だと感じました。

他にも高齢者のための様々なサービスがついている住宅があってもいいのではないか?
調理もできる集会所をつくるとよいなどといったアイディアが出ました。
高齢化が社会問題になっている現代で、住民相互の見守り活動、復興公営住宅内だけではなく、
その周りの地域とのコミュニティの活性化へ対する取り組みをどのような形で実践していくかが
課題となってくると思いました。

●参加団体(28団体)
若林広瀬親交町内会/若林地区社会福祉協議会
七郷地区社会福祉協議会/若林・民生OGB会
東日本大震災圏域創生NPOセンター/NPO法人 あかねグループ
NPO法人 KIDS NOW JAPAN/NPO法人 生活習慣改善センター
一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 東北支部
NPO法人 冒険あそび場 せんだい・みやぎネットワーク
みやぎ生協 仙塩ボランティアセンター/東北学院大学
東北学院大学 災害ボランティアステーション
大和蒲町地域包括支援センター/五橋地域包括支援センター
河原町地域包括支援センター/六郷・七郷コミネット
若林区中央市民センター/仙台南警察署 若林区中央幹部交番
仙台市生活再建推進室/若林区生涯高齢化/若林区社会福祉協議会
若林区家庭健康課/支えあいセンターわかばやし
中核支えあいセンター(復興住宅班)/仙台市社会福祉協議会

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