孤立孤独を防ぐ 知恵と工夫 学びあい交流会
宮城県内では21市町に15,787戸の災害公営住宅が管理されており、県内の公営住宅の約半数(15,787戸/31,872戸)が災害公営住宅となりました。2022年3月31日時点で、災害公営住宅の高齢化(65歳以上)は全体平均で49.4%、単身高齢世帯率は33.1%となっています。入居制限も緩和され18.3%が一般入居世帯となりました。
入居から時間が経過するとともに高齢化や、自治会の担い手不足など課題も顕在化し、自治活動の継続に不安を抱える声も多く聞こえてくるようになりました。社会福祉協議会やNPOなどによる住民コミュニティのサポートは継続されていますが、復興支援活動の収束や復興財源の減少などによりサロン活動などは減少し続けています。
一方で住民主体の見守り活動や、平時の福祉制度での見守り活動、新たな入居者の歓迎会や、自治会役員負担軽減、若者が地域活動に参画しやすい取り組みなど、これまでに積み重ねられた、他地域で参考になる経験があります。各地の取り組みとノウハウを当事者と関係機関で共有し、学びあう機会を企画しました。
また、同日午前中にはエクスカーションとして、2019年に第14回住まいのまちなみコンクールですまいのまちなみ賞を受賞したあおい地区のまち歩きも開催します。こちらもぜひ、ご参加ください。
【開催日時】 2024年11月21日(木) 13:00~16:00
【ハイブリッド開催】
・会場:東松島市あおい地区西集会所(東松島市あおい一丁目10番地2 JR仙石線東矢本駅から徒歩5分)
・オンライン:Zoom
【参加対象】 災害公営住宅など活動する住民組織、および支援団体関係者
(まちづくり協議会、自治会、自治体担当課、社会福祉協議会、福祉施設、NPOなど)
【定 員】 会場:30名 オンライン参加:100名
【参加費】 どちらも無料
【申込方法】 下記お申し込みフォームにて必要事項をご入力の上お申し込みください。
お申込みフォーム https://forms.gle/TeWZeDYaxFjHTizX9
お申込みQRコード →
【メール】
メールでもお申し込みいただけます。
①参加される方全員の氏名②参加される人数、③所属④連絡用メールアドレス、⑤参加形態(会場・オンライン)をメール本文へ明記の上、info@renpuku.orgへ、送信してください。
◆主 催 被災者支援コーディネート事業 宮城チーム
(事務局)一般社団法人 みやぎ連携復興センター
◆プログラム
13:00 開会挨拶 復興庁被災者支援コーディネート事業 宮城チーム統括
認定NPO法人 地星社 代表理事 布田 剛
13:10 基調講演
・「阪神淡路大震災の復興住宅の現在地」
特定非営利活動法人 神戸まちづくり研究所 理事/
株式会社 遊空間工房 代表取締役 野崎 隆一氏
・「新潟県中越大震災のコミュニティの現在地」
新潟県中越大震災20年プロジェクト実行委員会/
公益社団法人中越防災安全推進機構 石塚 直樹氏
・「東日本大震災宮城県の現在地」
地域福祉研究所 主宰・主任研究員 本間 照雄氏
~ 休憩 ~
14:30 宮城県の知恵と工夫の事例紹介
・南三陸町社会福祉協議会 総務課長 高橋吏佳氏
・多賀城市地域カルテの取り組みについて
・あすと長町第ニ市営住宅住民の会 会長 薄田榮一氏
・東松島市あおい地区 会長 小野竹一氏
15:30 質疑応答/交流タイム
15:55 閉会挨拶 復興庁被災者支援コーディネート事業 宮城チーム
〇主な内容
・東日本大震災の13年の現在地を考える
30年目の阪神淡路大震災、20年目の中越大震災の今を知り、東日本大震災の今を考えます
・実践の取り組みから学びあう
13年間に現場で積み上げられてきた実践を学びあいます
〇エクスカーション
・あおい地区まち歩き 2019年、第14回住まいのまちなみコンクールですまいのまちなみ賞を受賞したあおい地区を、あおい地区の小野会長のご案内でまちあるきします。
10:30 エクスカーション受付(あおい地区西集会所)
11:00 あおい地区まち歩き (終了12:00予定)
「孤立孤独を防ぐ 知恵と工夫 学びあい交流会」
◆問い合わせ
一般社団法人みやぎ連携復興センター 担当:遠藤
電話:022-748-4550 メール:info@renpuku.org
~本研修会は令和6年度復興庁被災者支援コーディネート事業の一環で実施いたします~