9月25日、同会主催の「ひっぽ未来会議」を訪問させていただきました。団体では本助成金を活用して、「地域社会デザイン・ラボ」代表の遠藤智栄氏を進行役に、筆甫地区在住の若者20~30代が中心となって15年先の地域ビジョン策定に向けたワークショップなどを実施しています。
同団体は昭和53年より地区内の諸問題の解決とよりよい地域づくりを実践する団体として設立されました。まちづくりセンターの指定管理や地域活動、外部との情報連絡を行う組織として多くの事業を実施しております。
震災後の地域に希望をもたらすビジョンづくりと共に、既存の事務局機能を維持発展させるために地域の若い世代を取り込み、彼らに事務局のサポーターになってもらいたいとの願いをもって本プロジェクトは立ち上げられました。
6月のキックオフミーティングを皮切りに、大学のゼミ合宿(記事参照)など外部の視点も取り入れながらの6回目。今回はこれまでの会議から4つに分類された、震災前から地元にある資源を活用したテーマを、事業として具体化するためのワークショップが行われました。参加者は夢や希望を共有しながら地区の未来について議論していました。今後は他地区の事例視察なども実施しながら、15年先の未来ビジョンを作り上げていく予定です。
(宮野)