当センターが共催している、「みやぎボイス2015」 が、2015年4月11日(土)、12日(日)に行われた。
以下は、みやぎボイス2015、1日目のラウンドテーブルAの内容についての報告。
みやぎボイス2015 ラウンドテーブルA
場所:メディアテークオープンスクウェア
参加団体:住民、行政担当者、各専門家(詳細は別資料参照)
テーマ:前半の部「震災直後、復興の当初に、何ができると考えていたか?どうあるべきだと考えていたか?」
後半の部「石巻中心部をケースにこれからの街づくりについての意見交換」
■前半の部について
・各参加者の自己紹介、震災直後からこれまでの経緯の紹介。
・復興5年目におけるそれぞれの立場からの意見交換
■後半の部について
・各参加者の自己紹介、各々が考える石巻中心部の抱える課題と強み
・地方都市活性とまちづくりのあり方についての意見交換
■参加者の様子やプログラムについて
・前半の部に参加していた支援団体や住民からは「行政と住民のネットワーク」が重要視されながらも不足しているという声。
一方行政からは「活動の見えないNPOになにかを依頼するには抵抗も多い」という意見が寄せられていた。
今後もより一層双方の意見交換の場や、NPOの情報発信のあり方が重要になってくると思われる。
・後半の部での石巻中心部のケースに関しては、多くの課題の中にも「震災をきっかけに若い世代の動きが活発になっている」という好材料があった。
既存住民と新しい世代が協働できる体制の確立が大事だと感じた。
■課題
・「行政と住民のネットワーク」の確保
・NPO側からの情報発信や行政との関係構築方法の見直し。
・街づくりに邁進する若い世代と既存住民との協働体制の構築。
資料はこちら☛みやぎボイス当日配布資料