8月31日(日)、丸森町筆甫中区地区援農ボランティア「筆甫で援農やっちゃおう♪ヒマワリ刈り取り&へそ大根種まき」に宮野が参加してきました。
この活動は宮城県・丸森町・筆甫地区振興連絡協議会・中区集落住民による丸森町筆甫中区集落活性化委員会主催の援農ボランティア活動です。
丸森町筆甫中区集落は福島県との県境に位置する自然豊かな集落。しかし少子高齢化・過疎化により耕作放棄地が増加。景観悪化防止・獣害対策として、耕作放棄地にひまわりを植える活動を行っています。
5月のひまわりの種植え付けに引き続き2回目の実施で、宮城県事業、そして丸森町のグリーンツーリズム「おすそわけ博」のコースの1つにもなっています。
今回はヒマワリの収穫作業と種取り作業、大根の種の植え付けを行いました。
私は初参加ということで、仙台市内からバスを利用しました。大学生を含む一般参加者は30名ほどで、昨年度・前回からのリピーターも多く参加していました。
農作業に慣れている人が多いこともあり、午前のひまわり収穫作業はあっという間に終了。丸森町産の野菜を使ったおいしいお昼ご飯で一息つきました。カレーライスと筆甫名産のへそ大根が入った煮物をいただきました(カレーは食べるのに夢中で撮り忘れました。すいません。)。
午後は大根の種植え付けとヒマワリの収穫種取り作業。雨や成育の影響で種が中々手強く、全て完了できませんでした。残りの花たちは乾燥のために体育館に並べられました。なかなか見られない不思議な光景が広がっていました。残りの作業は後日住民の方々で行ったとのことです。
地域の課題解決のための事業ではありますが、参加者の方々が楽しく作業している姿が印象的でした。また、自分が植えたひまわりを見に来たという方もいて、筆甫地区の魅力を発見する機会として、そして都市部と農村の人びとの交流を生む場としても重要な取り組みと感じました。
ちなみに今回収穫された種はひまわり油に、植え付けした大根は筆甫の名産・へそ大根になるそうです。その作業にもぜひ参加したいと思います。