みやぎ連携復興センターにインターンシップとして8月25日(月)~9月5日(金)まで
参加させていただいている東北工業大学の江刺です。
8月25日(月)10:00~12:00に宮城県自治会館206会議室で行われた宮城県子ども支援会議に参加してきました。
子ども支援会議とは、子どもに関わる宮城の教育・福祉担当部署と被災地支援団体で構成されている会議です。
心のケアや住環境、食環境、学習環境の整備、就学支援、乳幼児・親へ支援、親・保護者の支援といったものを柱としています。
会議の内容として第一部は、国際防災会議パブリックフォーラムの応募内容の確認があり、第二部では各団体の活動報告がありました。
各団体の報告を聞き、子どもたちの心のケアはもちろん、震災から3年たった現在学校教員の疲弊が
問題になってきているということを知りました。
教員のリフレッシュの場や、専門の先生によるセルフケア研修も行われているそうです。
学校の教員のほかにも、様々な家庭の事情で心身ともに限界にきている母親が多いといった報告があり、
母親の心のケア、対応と予防策を考えなければならないということでした。
これからは被災者の支援だけではなく、支援している人の支援をしていく団体や、
子どもを育てる家庭に対する支援も大切になってくるのではないかと感じました。
子どものための石巻市民会議からは、夏のそうめんまつりが8月30日に開催されるというお話がありました。
この活動は兵庫県補助事業(子ども冒険ひろば事業)で行われ、
兵庫県の大学生が参加し、阪神淡路大震災について知ることを通じて、
人と人との触れ合いの大切さ、地域との関わりの重要性を石巻の子どもたちに感じてほしいというプログラムでした。
これから社会に出る私たちが今まであった様々な大震災を語り継いで行かなければならないと感じたとともに、
このような活動があるということを他の大学生にも伝えていきたいと思います。
●参加団体(21団体)
教育庁義務教育課/東日本みやぎ子ども支援センター
子育て支援課/仙台教区サポートセンター
生涯学習課/NPO法人せんだい ファミリーサポート・ネットワーク
NPO法人 ジャパン・プラットフォーム/CAPみやぎ
子どものための石巻市民会議/宮城ユニセフ協会
NPO法人 冒険あそび場・せんだい・みやぎネットワーク
NPO法人 MIYAGI子どもネットワーク/NPO法人 子ども村東北
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン/ケア宮城
公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレン/地星社
一般社団法人 マザー・ウイング/NPO法人 Teach For Japan
みやぎ連携復興センター/チャイルドラインみやぎ