8月20日(水)、石巻のアイトピアホールにて、9月2日(火)に開催する復興支援員・地域おこし協力隊中間活動報告会に向けた、
活動ロードマップ整理ワークショップを行いました。
石巻市内中心部3地区の復興応援隊受託団体・隊員の方々にお集まり頂いての実施となりました。
参加者は、NPO法人 石巻復興支援ネットワーク 山口さんと戸田さん、一般社団法人 みらいサポート石巻 中川さん、NPO法人 石巻スポーツ振興サポートセンター 松村さんと武山さんです。
アドバイザーには、中越地震の復興支援員や地域おこし協力隊の研修を手掛ける徳島大学の田口太郎先生をお迎えし、宮城県地域復興支援課、石巻市地域協働課の各担当者がオブザーバーとして参加しました。
今回のワークショップは、時限制度である総務省の復興支援員制度の終了に向け(宮城県は原則3年間)、客観的に活動を振り返ること、各団体の活動の見通しを自ら整理することを目的に実施しました。
冒頭、田口先生より中越での事例を交え、「活動ビジョン作成の必要性」や「ワークショップの意味」等をお話いただきました。
田口先生の説明を受け、実際に活動の見通しを整理するワークショップを実施しました。
2014年1月に宮城県に受託団体が作成した「活動計画表」を参考にしながら、目指すべきゴールの姿、それに至るまでの活動プロセスや地域の姿等を書き出していきました。
そして、作成したロードマップを全体に発表し、共有を行いました。
各団体の発表後、田口先生は「このロードマップを持ち帰って、行政、受託団体、隊員、そして地域とブラッシュアップしていくことが大切。
この作業は、変化に応じて、都度見直していくことに意味があります。」とおっしゃっていました。
9月2日開催の復興支援員・地域おこし協力隊中間活動報告会では、このこのワークショップに参加いただいたご意見を基に、支援員・協力隊、受託団体、行政の方々が一緒のグループになり、事業終了へ向けた活動プロセスを描く機会作りをしていきます。