「地域おこし協力隊」とは、都市地域から過疎地域に移り住んで、
地域おこし活動の支援や農林漁業の応援、住民の生活支援など
「地域協力活動」に従事してもらい、あわせてその定住・定着を図りながら、
地域の活性化に貢献する、という制度です(復興応援隊や地域支援員と似ている部分もあります)。
昨年秋のTVドラマ「遅咲きのヒマワリ」でその存在を知ったという方もいるかもしれません。
総務省のHPによると、2012年7月現在、173自治体で473名が活動しています(宮城県では、加美町で3名が活動中)。
1月27日、東京で「地域おこし協力隊全国合同説明会」が開催されました。
これまでも、各県や市町村ごとでは説明会等を行っていたそうですが、
今回のように全国各地から集まっての説明会は初めてとのことでした。
この日は全国から36自治体の参加があり、ステージでは来年度の新規隊員募集も含めての活動紹介とPR、
そして各ブースでは個別相談が行われました。
相談参加者も非常に多く、各ブースで自治体の担当者の方や地域おこし協力隊員の方から熱心に話を聞いたり、
質問する様子が見られました。
私もいくつかのブースでお話を聞かせていただき、あわせてこちらからも宮城県の復興応援隊や地域支援員の活動について紹介するなど、情報交換につなげることもできました。お聞きした話からは、各地域の特色ある活動内容や導入の経緯、どのように地域おこしにつなげていくかや、隊員の皆さんの実際の取り組み等、今後業務を行っていく上で参考になることがとても多くありました。