現在、県内では復興応援隊が8地区で、地域支援員が2地区で活動しており、
今回初めて携わっている方々が一堂に会す合同研修会を開催しました。
応援隊員・地域支援員、受託団体、市町や県の担当者の方、
オブザーブ参加の方やスタッフ等を含めると約70名の参加となりました。
第1回ということもあり、それぞれの顔合わせを兼ねて、
互いの活動の紹介や意見交換等を通して
「ゆるやかにつながろう」を合言葉に、メニューを組みました。
初めに活動や携わっているメンバーの紹介を地区ごとに行いました。
1地区あたり3分ということで、話に熱が入って時間を過ぎてしまう地区もありました。
続いて、中越防災安全推進機構の稲垣文彦さんより
「地域への人的支援の可能性」と題して基調講演をいただきました。
稲垣さんからは、先日訪問した気仙沼市唐桑のことやご自身の経験も踏まえつつ、
「地域住民の皆さんと信頼関係を築いて、自分たちの取り組みに自信を持ってやってほしい」
とのお話をいただきました。
後半は、応援隊員・地域支援員グループと受託団体・市町担当グループに分かれて
ワークショップを行いました。
応援隊員・地域支援員グループでは、これまでの経緯と現在の取り組みについての
インタビュー(3人一組)のあと、その結果の共有とフリーでの意見交換(6人一組)を行い、
最後に各班の代表者が意見交換の結果を全体に発表しました。
受託団体・市町担当グループでは、各地区からの状況報告の後、
他の地区への質問を考えてフリップに書き込み、それを基に意見交換を行いました。
それぞれ、時間の少ない中でしたが、最初の地区紹介と合わせ、
他地区の様子を知ることができたのでは、と思います。
また、ワークショップの時はもちろんですが、休憩時間・カフェタイム、
研修会終了後のロビーでも参加者の皆さんが地区関係なく話している様子も見られ、
「ゆるやかにつながろう」という点でも、今回の目標は達成できたと思っています。
少しずつできてきたこのつながりも、今後の各地区ごとの活動に生かしていただければ、と考えています。
今後は2月と3月に合同研修会を行う予定です。
今回いただいたご意見も参考にしながら、
「参加してよかった」となるようなメニューを考えていきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。