平成24年6月8日(金)、県社協で行われた第3回震災復興定例支援会議にみやぎ連携復興センターも出席させていただきました。
「 第3回 震災復興定例支援会議 」
○日時:平成24年6月8日(金)13:00ー15:30
○場所:宮城県社協 会議室
○次第
1.挨拶
・宮城県社会福祉協議会
2.各社会福祉協議会への派遣職員からの状況報告
・職員が派遣されている市町社協の状況や各職員から現状の報告
(1)派遣職員からの状況報告
(2)各関係機関からの報告
宮城県サポートセンター支援事務所・全国コミュニティライフサポー
トセンター・みやぎ連携復興センター・県福祉分野各課
・みやぎ災害救援ボランティアセンター
3.関係機関との意見交換
4.質疑応答
○参加団体
・宮城県(社会福祉課、長寿社会政策課、障害福祉課、子育て支援課)
・宮城県サポートセンター支援事務所・全国コミュニティライフサポートセンター
・みやぎ連携復興センター・災害ボランティア活動プロジェクト会議
・全国ボランティア・市民活動振興センター・みやぎ災害救援ボランティアセンター
・宮城県社協
震災復興定例支援会議は、
宮城県社協が各市町社会福祉協議会へ派遣している職員から
市町社協の現状を報告していただき、
出席している関係機関からの現状報告と合わせ意見交換を行っているものです。
月に一度行われ、今回は第3回の開催でした。
現地の状況と問題点について12市町より報告されました。
(気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町、東松島市、多賀城市、七ヶ浜町、
名取市、岩沼市、亘理町、山元町、仙台市)
報告の内容は各市町毎に異なりますが、
人材の不足、また新規採用に伴う人材育成、
仮設住宅住民の入退去による訪問活動の組み直し等
様々な問題点、課題が報告されていきます。
災害系ボランティア活動については、畑や田んぼを掘り起こすと出てくる
ガラスの破片などの瓦礫撤去で活動が続いています。
県外の団体から支援の問い合わせはまだ多く来ているとのことですが、
市町社協ボランティアセンターの多くは自然災害系のニーズへのマッチングが多く、
仮設住宅への支援には結びつきにくい現状があります。
仮設住宅はもちろん、これからのコミュニティ支援には地域福祉の要素が不可欠で、
自立支援を考えるうえでもどこまで支援すべきか、どのような支援にすべきか等、ボランティアニーズへのマッチングは単純ではなくなっています。
みやぎ連携復興センターとして、
市町からの現状報告から見えてくる多くの課題に対して、
多くの団体と連携協力して具体的解決策を提案していきたいと思います。