れんぷく会議デー1 定例会議

みなさま、こんにちは!れんぷく事務局のリオです。
本日は毎週恒例れんぷく会議デーです。

 

午前中は、れんぷく定例会議。
この会議は、昨年3月25日のれんぷく設立後、3月29日~6月7日は土日も含め毎日実施してきました。
現在は週1回の開催となり、主にれんぷくの立ち上げ・運営に携わった連携団体(※)のメンバーが集まっています。
その他、 県内で支援活動をされている団体の方や 今後活動を展開していく予定の方にもご参加頂き、
れんぷくより各市町の最新状況のご説明や、各団体の活動情報の共有などを行っています。

<本日の参加メンバー>
・日本赤十字社: 森本さん、今野さん
・世界宗教者平和会議日本委員会: 篠原さん
・つなプロ気仙沼: 川崎さん
・キッズ・ドア: 岩切さん
・せんだい・みやぎNPOセンター: 紅邑代表理事
・れんぷく: 佐野事務局長、三浦(ジャパン・プラットフォーム)、藤田

※みやぎ連携復興センター設立の概要と連携団体について
http://www.minmin.org/shinsai/renpuku
会議風景

世界宗教者平和会議(WCRP)の篠原さんは、先週に続き今週もご参加くださいました。

宮城県内だけで2,500もの宗教法人があるそうですが、震災の影響で檀家さんが減ってしまったお寺など
このままだと存続が難しいところも多いそうです。
しかしながら、政教分離の原則から、宗教施設が行政などからの支援を受けるのは難しいとのこと。
地方では、宗教から派生した郷土芸能やお祭りが地域コミュニティの核となっていたケースも多いため、
コミュニティの再構築に向けWCRPでも今後の支援策を模索中だそうです。

すると、つなプロ川崎さんより、ちょうど今気仙沼チームが市内のお寺を回り
檀家さんのコミュニティ・ネットワークを調査中とのお話が!
「『お寺はかつてサロンだった』という原点に立ち返って支援をしたい」とお話しされていました。
東日本大震災では、お寺が避難所や支援活動の拠点になるなど、とても大きな役割を果たしていたのです。

 

また、主に中学3年生を対象とした学習支援を展開しているキッズ・ドアの岩切さんからは、
地方では人生における高校選びのウェイトが大きい(高校受験が将来の就業に直結する)というお話がありました。
県内では仙台・南三陸・気仙沼で活動を展開しており、
学校とも連携しながら 先生方の負担を軽減する役割も担っているそうです。
長期にわたる復興支援においては、「支援者向けのケア」という視点も大切ですね。

 

さて、午後も会議が続きます!

 

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